イラレの単位設定はどうするのが正解？【おすすめ環境設定】

イラストレーター作業時に一度は悩むであろう「単位どうするか」問題

使用ソフト：Adobe Illustrator CC ver:25.4.1
使用する Illustrator はAdobeCCのコンプリートプランに含まれている。

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イラレは何故単位に迷うのか？

イラストレーターで制作時、単位についてなぜ迷うのか？というと、製作物の完成系がどのパターンかによっておすすめが変わるからなのです。

大きく、制作物が、
印刷の場合
Webの場合
の二つに分かれると思います。

「イラレで作ったものは印刷用（紙媒体）のみっす」「いやいやうちはWebでしか使わんよ」という方は、最初から使用する単位を決めちゃった方が楽だったりします。

単位の直接入力なんかも可能なので順番に見ていきましょう。

イラレは単位を直接入力すれば自動変換してくれる

イラストレーターの場合、「mm」「px」「pt」と数字の後ろに直接打ち込めば、環境設定の単位がどうなっていようとも、自動で変換してくれます。

例えば、単位の設定をすべて「ポイント」にしたとしても…

「mm」と数字の後ろにつけることによって、mmからポイントに自動で変換される。

50mmと入力バーに直接打った場合の結果がこちら。

50mmが141.7323 ptとポイントに自動変換された。

ってことで、次章でおすすめの単位設定をご紹介。

おすすめの単位設定

単位の設定は環境設定から

単位は環境設定から設定可能。WindowsとMacで場所が違うので以下参照。

Windows：編集＞環境設定＞単位
Mac:Illustrator＞環境設定＞単位

印刷物（DTP）のおすすめ単位設定

①	一般	ミリメートル（mm）
②	線	ミリメートル（mm） またはポイント（pt）
③	文字	級（Q）
④	東アジア言語の オプション	歯（H）

❶一般（例：長方形ツール）

❷線パレット

❸❹文字パレット

Web用のおすすめ単位設定

①	一般	ピクセル（px）
②	線	ピクセル（px）
③	文字	ピクセル（px）
④	東アジア言語の オプション	ピクセル（px）

❶一般（例：長方形ツール）

❷線パレット

❸❹文字パレット

エクセルやワードのオフィス系ソフトと併用ならポイントでも可

エクセルやワードなどのオフィス系のソフトは、文字や線の太さなど「pt（ポイント）」が主流の為、オフィス系を併用している場合はptでもOK。

たとえば「ワードでPDF化した文章を、イラストレーターで編集したい」なんて時は、文字の単位がポイント同士だと合わせるのが楽なので煩わしくないかも。

【まとめ】単位は用途によって使い分けが吉

本日もご清覧ありがとうございました。