今回の備忘録は、「Googleスプレッドシードで特定の文字を打った時にその行のセルの色を変える」の巻です
ToDoリストで大事な予定を忘れたくない…など「この項目の行だけ目立たせたい」なんて時があります。そんな時は、条件付き書式で特定の文字を入力したらその行が変わるように設定すれば便利。Googleスプレッドシートのカスタム数式を使って特定文字入力で行の色を変更してみます。今回はそんな条件付き書式設定ルールの備忘録。
特定の文字入力で「行のセル色」を変更
「緊急」と文字を入力したら、そのセルのある行の色が「黄色」になるように設定してみるね!
①「条件付き書式」を表示
まず、メニューの表示形式>条件付き書式を選択。
TIPS
セル上を右クリックで「条件付き書式」を選択でもOK
②「条件を追加」をクリック
画面右に条件付き書式設定ルールが出てくるので、「+ 条件を追加」をクリック。
③「範囲に適用」で選択範囲を指定
今回は、A1:C50と入力し、A列の1行からC列の50行までを選択範囲(対象)とした。
ここで設定した列まで、行のセルの色が変わります。(例えばA列からF列まで行のセル色を変えたい場合は、A1:F50と入力)
④「書式のルール」でカスタム数式を入力
「セルの書式設定条件…」▼(ボタン)のプルダウンから「カスタム数式」を選択。
次に、その下の「値または数式」の入力スペースに=$B1="緊急"
と入力。これでB列に「緊急」と入力したらルールが適用されるようになる。
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⑤「書式設定のスタイル」を設定
今回は、セルの色が黄色になるように、「書式設定スタイル」の「 塗りつぶし」から「黄色」を選択。
ここで塗りつぶしではなく、
「テキストの色」を設定すれば、
文字色の変更も可能ですね
他にも、太字やら斜体やら下線の設定など色々組み合わせ出来るべな!
最後に完了をクリック。
⑥無事完成!
ためしに、B列に「緊急」と入力してみます。
範囲に指定した列まで、行の色がいっぺんに黄色に変わったど〜!
\緊急っぽさUP/
合わせて読みたい 【リスト化】特定文字をプルダウンから選んで時短【Googleスプレッドシート】
行セルの色変換を解除したい
解除したい条件が効いているセルを選択※し、メニューの表示形式から条件付き書式を選択。
※条件を設定したセルを選択していないと、
該当の条件が出てこないのでご注意ください
解除したい場合は、条件付き書式から作成した条件を削除します。
順番は以下の通り。
①のゴミ箱マークで条件を消すと、②のセル色が解除される。
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》セル内の文字が一致しているか一瞬で確認する関数【googleスプレッドシート】
【まとめ】項目ごとの色別設定で可視化も!
- 条件付き書式設定ルールで選択指定した列まで行色が変更できる!
- 行色(塗りつぶし)だけでなく、文字色や、太字などにも変更可能!
- 複数の文字と色別に設定すれば、項目が分かりやすく可視化される!
予定表などでは、特に活躍しそうですね
可視化は大事だべな!
本日もご清覧ありがとうございました。
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