グラフィックスタイルに登録して、いつでも呼び出せるようにしてみる
今回の使用アプリケーションソフト:Adobe Illustrator CC 25(»Adobe 公式サイト)

線追加、線移動、塗り設定、線追加、塗り変更、あ、これじゃない、塗りじゃなくて線だったべよ、うわ、違う違う!こっちが線!

この設定をあと10個のオブジェクトに設定せねば…

それは面倒この上ないので、同じ設定ならグラフィックスタイルに登録しましょう
イラレで装飾した文字やアピアランスを複雑に設定したオブジェクトなどを、また使いそうだなって時は「グラフィックスタイル」に登録することで、他のオブジェクトや装飾したい文字にも同じスタイルを反映させることが可能。

<下準備>
グラフィックスタイルが表示されていない場合は、メニューのウィンドウ>グラフィックスタイルにチェック。

【STEP1】新規グラフィックスタイルを追加
登録したいアピアランスを設定したオブジェクトや文字など(例ではふちどりした「きゅうり」の文字)を 選択。その後、グラフィックスタイルのパネルで、新規グラフィックスタイルを追加(右下の「+」マークをクリック、もしくはオプションから選んでも可)。

【STEP2】スタイル名を入力
グラフィックスタイルオプションのスタイル名に、任意のスタイル名を入力。

OKを押したら、グラフィックスタイルの登録完了。



グラフィックスタイルからなら一瞬ですね

登録しておけば、適当なオブジェクトや文字にグラフィックスタイルを使いまわせて時短になるべな
もっと早く時短したい場合!
ドラッグ&ドロップでも登録できちゃいます。こちらのページを参考にしてみてください。
他のドキュメントでも同じスタイルを使いたい場合

グラフィックスタイルはドキュメントごとに保存されます

えー、じゃあ他のドキュメントではまたいちからかァァ

安心してください、他のドキュメントでもグラフィックスタイルをもっていく(もってくる)ことが可能です
【パターン1】別のドキュメントにコピペする

パターン1のコピー&ペーストする方法から見てみましょう
①グラフィックスタイルを登録したオブジェクトや文字をコピー。

②別のドキュメントに①でコピーしたオブジェクトや文字を貼り付け。

↓

コピーしたオブジェクトのグラフィックスタイルが出現!

こちらが一つ目の方法です。
ペーストしたオブジェクトや文字を削除してもグラフィックスタイルは残ります

これでどこでもきゅうり呼び放題!※
※呼び出せるのはきゅうりではなくスタイルです。
【パターン2】ライブラリに保存して呼び出す

つづいての、パターン2つめは、ライブラリに保存して読み込む方法です
①登録したいオブジェクトや文字を選択後、グラフィックスタイルの で「グラフィックスタイルライブラリを保存」をクリック。

②グラフィックスタイルをライブラリとして名前をつけて保存。

③別のドキュメントで、ライブラリから呼び出そう。グラフィックスタイルの で、グラフィックスタイルライブラリを開く > ユーザー定義 > ②で保存したグラフィックスタイルを選択。

スタイルが読み込まれた!


以上の方法で、別のドキュメントで使ったスタイルを、他のドキュメントでも使用できます

ドキュメントが違くても使い回しできると聞いて一安心だべョ
まとめ
- イラレでアピアランスを設定したオブジェクトや文字の設定は、グラフィックスタイルに登録出来る
- 登録したスタイルは、選択した他のオブジェクトや文字にボタンひとつで効く
- スタイルを登録したオブジェクトや文字を違うドキュメントにコピー&ペーストすればそのドキュメントのグラフィックスタイルに出現し使用可能になる
- ライブラリに保存して、別のドキュメントにグラフィックスタイルを読み込んで使用できる

お気に入りのスタイルは、ライブラリに保存すればどのドキュメントにも呼び出せて時短にもなりますので、ぜひ活用してみてください
- 今回使用したIllustratorはAdobeCCのコンプリートプランに含まれる
- » Adobe 公式サイト (初回7日無料トライアル)
- » Amazon
(Adobe製品ページ)
- イラストレーター単体はこちら
- » Illustrator(Adobe公式サイト)
- » Amazon
(イラストレーター単体商品ページ)
本日もご清覧ありがとうございました。
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